仮想通貨におけるセキュリティ対策の重要性について

Posted by on 4月 18, 2022


仮想通貨は紙幣や貨幣のような現物を必要としない、インターネット上だけでやり取りできる暗号通貨です。

その利便性と資産価値は最近になってますます高まってきており、誕生した当初は一部の金融に詳しい人々だけの金融商品だったものが、今では一般の人々の間でも通常の商取引の決済に使われたり、投資対象として耳目を集めるようになっています。

それだけに嫌でも仮想通貨には関心が向きますが、その一方、この仮想通貨と向き合うにあたっては、一つのことを思いに留めなければなりません。それは、セキュリティ対策をいかに強固なものにするか‥ということです。

セキュリティ対策が万全な取引所を選ぶ

仮想通過の取引所を選ぶ時もそうですが、海外FXを選ぶ時も優良な会社を選ぶことが大切です。

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こちらも参考になるので、おすすめできるサイトです。

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まず仮想通貨を安全に取引するためには、セキュリティの高い取引所を選ぶことも重要です。なぜなら、セキュリティの弱い取引所は、ハッキングや盗難、改ざんのターゲットにされやすいからです。現実社会でもそうですが、戸締りもしていない不用心な家は泥棒の標的にされやすいものです。

従って、仮想通貨取引所を選ぶときは、セキュリティ対策を万全に行っている会社を選びましょう。

取引所のセキュリティの強さを判断するポイントは、先述の二段階認証の採用をはじめ、コールドウォレットでの保管、マルチシグの導入、SSL暗号化通信の強度、サーバーの安定性と強さ、顧客資産の分別管理、ユーザーサポートの有無などです。

このような対策を全て導入しているところは、セキュリティにおいて万全な取引所だと判断することができます。

一般ユーザーもセキュリティ対策が重要

仮想通貨はブロックチェーンと呼ばれる技術によって成り立ち、その特殊なシステムと安全性は非常に強固なものだといわれています。

確かに、ブロックチェーンは既存の法定通貨のような中央集権的な管理システムではなく、無数に広がるユーザー同士の端末を繋ぎ合わせて維持・管理するシステムであるため、ハッキングや改ざんをするのは難しいでしょう。

しかし、全く安全というわけではありません。例えば、仮想通貨のシステムやネットワーク全体を破壊することはできなくても、一部の取引所に攻撃を仕掛けて情報を盗み取ったり価格操作することは可能です。

一例として、2014年に起きたいわゆる「マウントゴックス事件」では、仮想通貨取引所がハッカーによる攻撃で価格操作の被害を受け、一時的とはいえビットコイン(BTC)を大暴落させる事態に至っています。

すぐに復旧はしましたが、被害の程度は重く、ビットコイン約75万BTCと顧客資産の現金28億円が消失し、関係者を大いに震撼させました。高度な情報技術によって守られているはずの仮想通貨が、実は万能ではなかったことを誰もが痛感したのです。

このように、仮想通貨はビットコインを中心に注目と期待が寄せられている反面、ハッカーなどに狙われやすい状況にあります。将来性のない通貨なら見向きもされませんが、仮想通貨には将来性があって多くの人の夢が詰まっているため、犯罪のターゲットにされやすいのです。

ゆえに、仮想通貨では取引所だけでなく一般ユーザーも含めて、セキュリティ対策が重要になります。

一般ユーザーはお客さんだからセキュリティ対策をどうこうする力はないと思うかもしれませんが、そんなことはありません。

一介のトレーダーであっても実際にやれる対策はたくさんあり、それによって安全な取引環境を構築していくことができるのです。

次の記事では、一般ユーザー向けに、最低限これだけはやってほしいセキュリティ対策の方法を紹介します。




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