仮想通貨で大損しないための心の対策方法
Posted by nobu on 10月 8, 2019
仮想通貨はビットコインを中心にアルトコインに至るまで、発展著しい金融商品です。そのため仮想通貨に投資する人は仮想通貨ならではの特徴や注意点を理解し、大損しないよう対策をとる必要があります。
この記事では心の対策方法を解説しています
感情が激しく乱れているとき
一つ前の取引で失敗して損失を出したり、急激な価格変動が起きて平常心を失うなど、感情が激しく乱れている時も要注意です。なぜなら、気持が乱れている時はまともな思考が働かず、分析や予測も精度を欠いたものになり、トレードに失敗してしまう可能性が高いからです。
特に負けが続いてムキになる場合は気を付けたほうがいいでしょう。仮想通貨取引は冷静な精神状態で行ってこそ成功するものであり、ムキになって取引を続けても利益を拡大させることはできません。
従って、感情が激しく乱れて平常心でないときは、相場の神様から警鐘が鳴らされていると思ってください。対策としては次の通りです。
感情が乱れているときの対策
仮想通貨に限らず投資で感情が乱れたときは、とにかく冷静になることです。
目を閉じて深呼吸するだけでも効果がありますし、投資専門のメンタルコントロールの本を読んだり、似たような経験をした人の体験談や克服法を調べてみるのもいいでしょう。
また、自分の資産状況や取引環境を俯瞰して見てみるのも有効です。自分が置かれた状況や能力を知ることで、気持が我に返って冷静な判断が下せるようになるはずです。
さらに、過去に負けた分を取り戻そうと考えないようにすることも大切です。なぜなら、負けを取り返そうとする気持ちは、ポジティブな思考より焦りや興奮に拍車をかけるからです。
失敗から学ぶことは大切ですが、それを通り越して逆襲してやろうと考える気持からは、何も良いものは生まれないことを覚えておきましょう。
税金を考慮せずに大損してしまうことも
仮想通貨は趣味や娯楽ではなくれっきとした金融取引なので、一定額以上の利益が出たら税金を納めなければなりません。いわゆる確定申告による所得税の納税ですが、これは国民の義務であり逃れることはできません。
しかし、仮想通貨トレーダーの中にはこの税金のことを全く考慮に入れず、利益ばかりに目を奪われた結果、大損を抱えてしまう人もいます。なぜなら、納税を考えずに利益を食いつぶしてしまい、税金が払えなくなってしまったからです。
利益が丸々全て自分のものになると考えた結果でもありますが、実にお粗末な話です。利益と税金は不可分の関係なので、両方を一緒に考えておかなければなりません。
税金で損しないための対策
税金問題で大損しないための対策はシンプルです。それは、利益が出た時点ですぐに税額を計算し、税金分を利益から切り離して別口座に確保しておくことです。そうすれば税金が払えなくなることはなくなるでしょう。
また別の切り口になりますが、大損をしないための対策として、仮想通貨取引に使った諸々の経費をしっかり計上しておきましょう。経費は基礎控除と共に利益から差し引くことができ、それによって税額を安く抑えることができます。
今回は仮想通貨で大損しない方法を紹介しましたが、いいかがでしたか?気を付けるべきポイントや対策を全て覚えるのは大変だし、何より面倒だ‥そう思われた方もおられるかもしれません。それも無理のない話です。
それでも、この記事で解説したポイントと対策はどれもリアルで役に立つものばかりなので、ぜひ仮想通貨取引を行うときの参考になさってください。真面目に考慮して実践すればするほど、大損の危険を回避できるようになるでしょう。